祭之時膳符日記/Banquet Menu during festivities| 琉球・沖縄関係貴重資料 デジタルアーカイブ

095/宮良殿内文庫

祭之時膳符日記/Banquet Menu during festivities

解説(Description)

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写本 1冊。127丁。27×20.8cm 編著者 松茂氏 宮良親雲上(松茂氏第八代 宮良当壮)
時代 同治元(文久2)(1862)~明治34(1901)年

本書は八重山の頭職であった宮良殿内(松茂氏 宮良家)で執り行なれた家庭祭祀の記録である。「祭之時」とは,
主として焼香(法事),盆祭(盂蘭盆会),一六日祭,彼岸など仏事に関連する行事のことで,その礼式(守るべきしき
たり)や手順,膳部を詳細に記述している。非日常的な行事の膳部であり法要料理が中心であるが,それぞれの祭に
特有の献立構成・料理と食材料,菓子の材料と配合比などが記されている。素材や料理には八重山の特色があるが,
霊供盆や供物,献立構成に日本の精進料理の影響を見ることができる。招待客の氏名,人数も記され,往事の八重
山の行事の様子をかい間見ることができる。

本文墨付の1枚目に「同治元壬戌四月 曾祖父大濱親雲上三十三年回忌弔之時膳符之次第」とある。同治元は文
久2(1862)年であり書き起こしはこの前後であろう。墨筆署名の宮良親雲上は松茂氏第八代 宮良当壮のようである。
最終記録は明治34(1901)年となっているので,約40年にわたって書き継がれたもので,筆者も宮良家歴代の当主(祭之
施主)によるものと思われる。修復前は表紙中央部に「祭之時膳符日記」と外題,左下に「松茂氏 宮良親雲上」の墨書
署名があった。

修復後,前後表紙を蜀江錦,外題用紙は出雲民芸紙で新調しているが,まだ題名は書かれていない。

This book is a record of the family ritual held at Miyara Dounchi by Matsumo, Miyara, who was a
Kashira (head) of the Yaeyama administration. The book lists the names and number of guests, and
provides an insight into the traditional events of Yaeyama. The record in this book spans across 40
years, with the last record entry dated 1901. The writers are believed to be the successive heads of
the Miyara family. Prior to restoration, the title matsuri no toki zenpu nikki was written at the centre
of the cover, with the signiture of Matsushige shi Miyara Peechin at the bottom left corner. After
restoration, the front and back covers are covered with shokkou nishiki (a type of brocade from Sichuan
Province in China). A type of Japanese paper from the Izumo area (now Shimane Prefecture) is used as
the title label, but the title is yet to be written.

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