琉歌集/Anthology of ryūka songs| 琉球・沖縄関係貴重資料 デジタルアーカイブ

048/宮良殿内文庫

琉歌集/Anthology of ryūka songs

解説(Description)

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1冊。墨付53丁。筆者及び筆者年代未詳。

かぎやで風節から伊豆味節までの百節に琉歌七百二十八首,口説等が十一編収められている。典型的な節組琉歌集。

「琉歌」とは沖縄諸島・奄美諸島で謡われている叙情的な内容を主とする短詞形歌謡。奄美諸島では島歌あるいは
八月踊歌と称する。古くは単にウタといい,17世紀以降,薩摩の琉球入りを機に大和の文芸が受容され始め,区別
するために琉歌の称が生まれた。一般的には三味線楽器の伴奏を伴う。狭義には八八八六の音韻律を持つ短詞形
歌謡を意味するが,広義にはその他に八八八... 六音を基本的な音数律とする長歌・七五調の口説・つらね・木遣り・
和歌風の七五や七七(上句)と琉歌の基調律である八六(下句)を折衷した仲風をも指す。
起源については外来の和歌・小唄を母体とする説と南島の歌掛け・沖縄古謡オモロを母体とする内在発生説とがあ
り,定まらない。仲風は和歌の影響を受けて成立した形式で,和語を多用し伝統的韻律を革新した点に特徴がある。
大和の文学を知る首里士族層に愛好されたが,地方に伝わることはなかった。琉歌は恋歌・四季歌・祝歌・教訓歌・
疱瘡歌など多用な内容を持ち,そのうち最も多いのは恋歌である。
作者層も国王をはじめ高級官吏から無名の遊女・百姓まで幅広い。ただし琉歌は三味線歌謡であり,遊女以外は
三味線を弾くことがなかったため,女性が作歌することは滅多になかった。和歌に影響された首里貴族の作品は多く衒
学的な模倣作だが,むしろ作者不明歌の中にみずみずしい叙情性が見だされる(この項は国文学研究資料館展示
「よみがえる宗安小歌集」の中の池宮正治先生執筆より引用)。

Title: Ryūkashū (Anthology of ryūka songs).

Includes a total of 728 ryūka verses in 100 pieces of songs from Kajadifū-bushi through Izumi-bushi.
Also includes 11 other songs such as kuduci. A classic anthology of ryūka verses/songs.

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